遺品整理を行う際には、故人が日ごろ使っていた日用品をはじめ、高価な時計や衣類は、家具や大型家電などありとあらゆるものを扱うことになります。

そして、処分すると決めた遺品については、ゴミとして捨ててしまう場合もあれば、遺品買取を利用してお金に換えるということも珍しくありません。

しかし、いざ実際に自分が遺品を目の前にしたとき、抵抗を感じてしまうという方も少なかくないです。

そこで今回は、遺品整理を主題に、遺品買取の考え方や、高く売れるもの、おすすめの買取業者などについてまとめて記事にしてみました。

本記事を読んで「遺品買取も悪くなさそうだな」「遺品買取を依頼してみよう！」というように、選択肢をひとつずつながら遺品整理の負担を軽くしていただければと思います。

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遺品整理ではどんなものが売れる？特に高く売れるものは？
遺品を売ることは、次の使い手に届けること
おすすめの遺品整理業者

遺品整理ではどんなものが売れる？特に高く売れるものは？

まず、遺しておくものと処分するものを明確に分類するということが遺品整理の基本です。

思い出の写真アルバムなどお金で買えないものについては保管することを決め、残りの処分しようと決断したものは、廃棄することもできますし、遺品買取で現金に換えることもできます。

例を挙げると、

・ブランド物のバッグや衣類

・宝石などのアクセサリー

・楽器や骨とう品

・家具

・家電（最近ではスマートフォンやパソコンも売ることができます）

・高価な食器

・本やCDなどのメディア

・趣味の釣具やゴルフ用品など

といった品は値が付く場合が多いため、捨ててしまうよりも買取を依頼したほうが良いでしょう。

例年配の方がお亡くなりになった場合には、高価な着物や贈答品の食器などが家に眠っているということがよくありますし、家具や家電は廃棄するのに費用や手間がかかってしまいます。

そんなとき遺品整理や遺品買取を専門業者に依頼すれば、処分するものは適切に処理し、値が付きそうなものはお金に換えてくれるなど、とてもスムーズに作業が進みます。

意外とこんなものも売れちゃいます！

実は、遺品買取では意外なものに高値がつけられることがあります。

例として、

・金歯や金縁メガネ

・金や銀製の仏具（仏像が金製の場合があるだけでなく、線香立てやろうそく台なども）

・洋酒（ブランデー、ワインなど）

・優勝カップなどのトロフィー

・アンティーク的価値のあるドールや人形

・欄間（有名な職人による彫刻が入っている場合がある）

などは、「よくわからないものだし、全然値段がつかないだろうな…。」と思っていたのに思いがけず数万円～数十万円の高値がつけられて驚いた、ということが多いです。

金歯や金縁メガネなど、金・銀あるいはプラチナのような高価な宝石類が使用されているものについては、人気のブランドアイテムなどでなくとも高値で買取ってもらえるようです。

他には切手や古銭なども予想外に高く売れることがありますし、上記の例のように「古ぼけていて自己判断で捨てようかと思っていたけど、専門家に見てもらったら実はお宝だった！」という遺品が眠っている可能性だってあるのです。

高く売るコツ

遺品を買取ってもらうときに、せっかくなら少しでも高く買い取ってもらいたいと考えるのは自然なことです。

そして、遺品を高く売るためにはやはり複数業者の相見積をとるということが大切です。

なぜ相見積が大切なのかというと、業者により遺品の専門性に差があるからです。

着物買取を専門にしている、貴金属買取を専門にしているなど、いろいろな業者がいますが、やはりその分野に長けている業者の方が正確な評価額で買取ってくれます。

そのため、複数の業者で相見積をとることにより、正当な金額で買取ってもらえる確率が高くなりますし、不当に買い叩かれるというリスクを避けることにもつながります。

また、もし時間的な余裕があるならば、遺品整理の業者だけでなくインターネット上のオークションを利用するという手段も考えてみてください。

そしてもうひとつ、遺品の査定評価を高くしてもらうには、付属品などをできるだけ見つけて一緒にしておくことも大事なコツです。

たとえば宝石やアクセサリーは、購入時の保証書やケースがある方が高く評価されますので、査定を依頼する前に一度探してみることをおすすめします。

また、遺品を売る際には、自己判断で手を加えすぎることは禁物です。

遺品整理に限らず綺麗なもののほうが売れやすいというのは当然のことなのでですが、たとえば骨董品やコレクターズアイテム的な価値があるものの場合は、綺麗に掃除しすぎると価値が下がってしまうことがあるようです。

遺品を売ることは、次の使い手に届けること

遺品整理を進めていき処分すると決めたものは、遺品整理業者に依頼して廃棄を代行してもらったり、買取でお金に換えてもらったりすることができます。

実際、遺品整理業者の近年の活躍は目覚ましく、テレビ番組での紹介やインターネット上の広告などで業者の存在が目につきやすくなっていることからも、遺品整理業者に対するニーズが高まってきていることが感じられます。

かといって、故人のものを自分が勝手に売り払ってしまうということに心理的な抵抗がある方もまだまだ多いでしょう。

では、その抵抗意識はどこからくるものなのでしょうか。

それは主に、自分が罰当たりなことをしているのではないか、大切な遺品を適当に扱われるのではないかといった不安感が原因となっているのではと思います。

しかしながら、遺品を売るということは、次の使い手のもとへ価値ある品を届けることにつながるのです。

大切な遺品だからこそ遺品整理業者に相談すべき

「もう自分の家では使わないから、もったいないとは思うけど捨ててしまおう」と思い自分で遺品を廃棄しようとしても、それが家具や家電などの大きい遺品の場合、手間や費用が想像以上にかかりすぎてしまうということも珍しくありません。

だからといって、廃棄ではなく買取というのも、遺品をお金に換えることに抵抗があるという気持ちもよくわかります。

しかし、買取をしてもらえばその遺品は中古販売されて次の使い手に届くことになりますし、ただただ廃棄してしまうことよりも罰当たりであるとは言い切れないはずです。

むしろ廃棄処分されてしまうことよりも、愛を注いで使ってきた大事な遺品を次に大切にしてくれる方の元に届けるほうが、故人も喜んでくれるかもしれません。

そして、遺品整理や買取の業者の中には、立会のもとで査定や整理を行ってくれる業者もいます。

遺品整理や買取の業者は、大切な遺品を取り扱うプロなのですから、遺族への配慮に欠けるような行動は取らないでしょう。

遺族に寄り添いながら立会で作業してもらえる業者を選ぶこともできます。

つまり、大切な遺品だからこそ遺品整理や買取の業者に依頼することで、誠実に遺品と向き合うことができるというケースが多いのです。

※もちろん、遠方で親族が亡くなったために自分が現地に赴いて遺品整理をすることが難しいというようなケースもあります。

そのような場合は業者にすべてを任せざるを得ないこともありますが、業者を選ぶ際の見積作成の打合せなどにおいて信頼できる業者に巡り合うことは十分に可能です。

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