ゴミ屋敷のゴキブリなどの害虫を駆除しよう!原因や対処法を徹底解説PR

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ゴミ屋敷化している部屋にゴキブリなどの害虫がでてきた時、どのように対処したらいいか分からなくなりますよね。

そうはいっても放置しておくと、さらに害虫が増殖して、自分で対処しきれなくなるケースもあります。

そこでこのコラムでは、今後同じ事が起こらないために知っておくべき「害虫が発生する理由」や、ゴミ屋敷で発生したゴキブリなどの「害虫の対処方法」を徹底解説していきます。

これを読めばゴミ屋敷に出没するゴキブリなどの害虫を効率よく駆除できるようになります。

ゴミ屋敷に出没するゴキブリなどの害虫の実態とは?

ゴミ屋敷に出没するゴキブリ

ゴミ屋敷で見かける害虫は一体何なのでしょうか。どんな害虫がいるのか、その特徴や影響を解説していきます。

ゴミ屋敷に出没する害虫と特徴まとめ

まずはゴミ屋敷で見かける害虫を紹介します。

害虫の種類特徴
ゴキブリ・暗い場所、物陰に生息する
・種類が複数いる
・チャバネゴキブリは10日1回のペースで卵を産む
ウジ虫・ハエ・ウジ虫はハエの幼虫
・卵を産んでから1週間でハエになる
・生ゴミを好む
・台所や風呂場などの水溜まりに産卵する
アリ・甘いものを好む
・まれに人に噛みつく
ダニ・食べ物のカス・ホコリ・皮脂をエサにする
・ダニに刺されるとかゆみを伴う

ゴミ屋敷に出没する虫は他にもいますが、今回紹介した「ゴキブリ」「ハエ」「蚊」「ダニ」などの害虫ほど多くありません。

とはいえ、種類は多くなくても繁殖力が高い虫ばかりなので、それぞれの害虫が生息する条件をよく知っておくと良いでしょう。

特定のゴキブリには毒餌が効かない

ゴミ屋敷に生息する一般的なゴキブリは「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」の2種類です。2種類の中で、最も注意したいのが「チャバネゴキブリ」です。チャバネゴキブリは、殺虫剤や毒餌が効かない特別な品種です。

効かない理由は、殺虫剤への耐性がついていたり、殺虫剤や毒餌のにおいをかぎ分けることができる能力がついていたりするためです。

殺虫剤でもゴキブリの卵は駆除できない

ゴキブリの対処法で一番最初に考えるのが殺虫剤だと思いますが、実は殺虫剤ではゴキブリの卵を駆除することができません。ゴキブリの卵は硬い殻の中に入っていて、殺虫剤が仲間で浸透しないようになっています。

そのため、殺虫剤を振りかけても外にいる成虫しか駆除できません。たとえメスのゴキブリを殺せても、メスの中にいる卵まで殺傷することは不可能です。

ただ、メスのゴキブリを死滅すれば、卵を産みつけられる心配はありません。ゴキブリを駆除した場合は袋などに密閉して捨てるのがおすすめです。

ゴミ屋敷に害虫がいることで生じる悪影響

ゴミ屋敷に住む害虫は、私たちの身体に悪影響を及ぼす恐れがあります。害虫は下水道などの汚い場所や外から入ってくることが多いため、サルモネラ菌や大腸菌などの病原菌を家の中に運んできます。

この病原菌を持った害虫が家の中にある食べ物、家具、食器などに触れることで、病原体があらゆる場所に付着します。気づかずにそれに触ってしまうと、その病原菌が人へ感染し、腹痛や下痢、嘔吐など様々な症状を発症する可能性があります。

さらには害虫の死骸やフンが空気中に舞ったものを吸い込んだり、直接触れたりすると、アレルギーやアトピーなどの症状を引き起こす可能性があります。

ゴミ屋敷にゴキブリなどの害虫が出る原因は?汚部屋は要注意

ゴミ屋敷にゴキブリが出る原因

ゴミ屋敷にいるゴキブリなどの害虫の生態を理解したら、次は害虫が住みつく原因を知っておくことが大切です。原因を知ることで、発生させないように対処することができます。

ゴキブリなどの害虫が出る原因は3つあります。

  1. 掃除が行き届いていない
  2. ゴミが溜まっている
  3. 物が溜まっている

下記で詳しく解説していきます。

ゴキブリなどの害虫が出る原因① 掃除が行き届いていない

掃除が行き届いていない環境は、ゴキブリなどの害虫が生息しやすい条件が整っています。ゴキブリなどの害虫は、食べ物のカスをはじめ、ホコリや髪の毛などのゴミを食べて生きています。

とくに暗所や水回りに害虫は多く生息します。害虫を発生させないためにも、この辺りはこまめに掃除をすることが大切です。

ゴキブリなどの害虫が出る原因② ゴミが溜まっている

ゴミが溜まった場所は害虫にとっての絶好の餌場です。害虫は、ホコリや髪の毛だけではなく、食べ物が腐敗したことで発生したカビなども餌にしています。

また、ゴミから放たれる悪臭は、害虫が餌場を見つけるための指標とされます。匂いを嗅ぎつけて餌場を発見することができるのです。

ゴキブリなどの害虫が出る原因③ 物が溜まっている

物が溜まっていると、ゴキブリなどの害虫が隠れて卵を産みやすい環境を作り出します。中でも段ボールなどは保温性があり、ゴキブリにとっては卵を育てる最高の環境と成り得ます。

また、物が多いと害虫を発見することが非常に難しくなります。例えば、ゴキブリは1匹発見すると100匹以上生息すると言われるほど繁殖力が高い害虫です。そのため、害虫の発見が遅くなればなるほど、より多くの種類・数の害虫が部屋に住み着きます。

ゴキブリなどの害虫を駆除する方法!7ステップで徹底駆除

ゴミ屋敷のゴキブリなどの駆除方法

ゴキブリなどの害虫を発見した時に、すぐに対応すべきことは駆除です。駆除する方法は簡単で、以下の7つの手順を行うだけです。

  1. 必要な道具を準備する
  2. 害虫の逃げ道をふさぐ
  3. 部屋の扉や引き出しを全て開放する
  4. 殺虫剤(燻煙タイプ)を使う
  5. 掃除をする
  6. 忌避剤を使って予防する
  7. 室内環境を維持する

早速下部でそれぞれの手順毎の注意点や詳細を解説していきます。

ゴキブリなどの害虫駆除方法① 必要な道具を準備

ゴキブリなどの害虫駆除を始める前に、まずは必要な道具を準備しましょう。

害虫駆除に必要な道具は以下の通りです。

  • プロ用害虫燻煙剤(アースレッド、バルサンなど)
  • ゴキブリ駆除用スプレー
  • 椅子や脚立
  • 養生テープ
  • ほうき
  • ちりとり
  • ゴミ袋やポリ袋
  • 雑巾
  • アルコールスプレー

とくにポリ袋や雑巾は数を多めに用意しておきましょう。後々足りなくなって、駆除が中途半端になるのを防げます。

ゴキブリなどの害虫駆除方法② 害虫の逃げ道をふさぐ

ゴキブリなどの害虫は逃げてしまうとまた入ってくる可能性があるので、完全に駆除することが大切です。そのためには、害虫が逃げそうな場所を徹底的にふさぐ必要があります。

害虫の逃げ道になりやすい場所は以下の通りです。

  • 窓などの隙間
  • 換気扇
  • 換気口
  • 玄関にある郵便受け
  • エアコンの室外機のドレンホース

これらの場所をポリ袋と養生テープを使って、隙間のないように塞ぎます。塞ぐ際は必ずポリ袋と養生テープは1セットにしましょう。

養生テープだけだと、はがれてしまう可能性があるので、ポリ袋で隙間を覆ったあとに、端を養生テープでしっかりと固定するイメージです。

尚、ゴキブリはわずか1.5㎜の隙間でも逃げ出すことができます。そのため、塞ぎ終わった後は、塞ぎ漏れがないかしっかりと確認をしてください。

ゴキブリなどの害虫駆除方法③ 部屋の扉や引き出しを全て開放

ゴキブリなどの害虫が隙間に逃げ込まないため、隠れているゴキブリ全てに殺虫剤を届かせるために、部屋の扉や引き出しは全て開けておきましょう。

その際、棚の中にあるものも全て片付けておく必要はありませんが、ポリ袋に入れる・新聞紙をかけるなど、殺虫剤が入らない工夫をしておくと良いでしょう。

また、食器類を使用する際は、たとえポリ袋に入れてあっても、必ず水洗いをすることがおすすめです。

ゴキブリなどの害虫駆除方法④ 殺虫剤(燻煙タイプ)を使う

駆除する前の準備が整ったら、いよいよ殺虫剤を使用しましょう。このときに使用する殺虫剤はプロの燻煙タイプのものがおすすめです。

燻煙タイプの殺虫剤の使い方は簡単で、以下の通りにセッティングしてください。

  1. 商品のフィルムをはがして、水をプラスチック容器の黒波線まで入れる
  2. プラスチック容器に入っていたアルミ袋を開けて、缶を取り出す
  3. プラスチック容器を使用したい部屋の中心にセットする
  4. プラスチック容器の中に缶を入れて、リング状の蓋をする
  5. 部屋の外にでて、玄関の戸を締め切る
  6. 2時間以上空けてから入室する

尚、セッティングしてからは約1分で蒸散が始まります。そのため、缶をセッティングしたら素早く部屋をでるようにしましょう。

また、燻煙タイプの殺虫剤は、使用目安畳数が決められています。間取りやその部屋の畳数によっても異なりますが、簡単に下記の表で、間取りごとに必要な個数をまとめてみました。

間取り殺虫剤必要個数(目安)
1R1個(6~8畳用)
1K2個(6~8畳用)
1DK2個(6~8畳用)
1LDK2個(6~8畳用、12~16畳用)
2DK3個(6~8畳用)
2LDK3個(6~8畳用×2、12~16畳用)
3LDK4個(6~8畳用×3、12~16畳用)
4LDK5個(6~8畳用×4、12~16畳用)

あくまで上の表は目安なので、自分の部屋の畳数に合わせて、用意するようにしましょう。

ゴキブリなどの害虫駆除方法⑤ 掃除

殺虫剤の使用時間目安を過ぎて家に戻ってきたら、掃除をしましょう。部屋の中には薬剤がまだ残っているので、入室の際はタオルで鼻や口を覆い、薬剤を吸わないよう注意が必要です。また、入室したらすぐに窓を開けて換気しましょう。

換気まで終わったら、部屋の掃除を開始します。まず、ほうきとちりとりでゴキブリや害虫の死骸を回収し、万が一残っている害虫がいたらスプレーで殺傷します。

害虫の死骸を全て除去したら、雑巾で部屋全体を水拭きします。床だけではなく、棚の中も掃除することを忘れないでください。また、殺虫剤の残りが気になる場合は、水拭きの前にアルコールスプレーで一度消毒する方法がおすすめです。

ゴキブリなどの害虫駆除方法⑥ 忌避剤を使って予防

部屋を完全に綺麗にし、ゴキブリを駆除したら、最後は忌避剤を部屋に設置しましょう。忌避剤とは、ゴキブリを寄せ付けないためのハッカ油やオレンジ油、樹木成分という天然成分を染み込ませた芳香剤やゲルが入っているものです。

これらの忌避剤を玄関や窓際、ベランダ、リビングなどあらゆる場所に設置して、害虫の発生を予防しましょう。

ゴキブリなどの害虫駆除方法⑦ 室内環境の維持

害虫駆除をしたら、忌避剤を置いて終わりではなく、常に害虫が住みつかない室内環境を保つことが大切です。

室内環境を維持するためにすべきことを列挙してみました。

  • 定期的に掃除をする
  • ゴミを毎週捨てる
  • 毎日少しずつ片付けをする
  • 水回りは念入りに掃除する
  • 布団は月に1回程度天日しをする
  • エアコンのフィルター掃除をする
  • 換気扇の掃除をする

あくまでも一例ですが、このように細かな掃除と片付けをすることで、綺麗な部屋を維持することができます。

自分ではゴキブリなどの駆除ができない場合はプロに依頼!

ゴミ屋敷のゴキブリ駆除はプロに依頼

もし自分では到底ゴキブリなどの駆除ができそうもないと判断した場合は、プロに依頼するのもおすすめです。

ここではゴミ屋敷の清掃やゴキブリなどの害虫駆除におすすめの業者を紹介します。

  • オールサポート
  • まごのて

ゴミ屋敷の清掃業者に頼むのが初めてで実績も充実した業者に頼みたいなら「オールサポート」がおすすめです。

もしも、実績よりもゴキブリ駆除に特化した業者を探すなら「まごのて」が良いでしょう。

ゴミ屋敷の清掃や害虫駆除に強い業者① オールサポート

オールサポートは関西全域対応で、月間1,000件の依頼実績を誇るゴミ屋敷掃除対応業者です。近畿エリアであれば即日対応可能、片付けた後の原状回復から消臭、害虫駆除まで幅広いサービスに対応しています。

また、清掃に関する独自の技術、方法を持っているうえ、長年ゴミ屋敷の清掃を行っている専任スタッフが対応してくれるため、安心です。

「ゴミ屋敷をすぐに片付けたい」「害虫をしっかり駆除して欲しい」「信用できるゴミ屋敷清掃業者に頼みたい」という方におすすめです。

ゴミ屋敷の清掃や害虫駆除に強い業者② まごのて

まごのては多くのメディアで取り上げられたことのある、ゴミ屋敷の片付けと特殊清掃の専門業者です。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉、最短で即日対応も可能です。

また、ゴキブリなどの害虫の生態に詳しく、発生原因から対処法まで多様な知識を有しています。駆除後はゴキブリ忌避にも効果のある「オゾン」を発生させる機器を使い、部屋の中を消臭、除菌してくれます。

「害虫駆除にたけた片付け業者にお願いしたい」「即日対応してもらいたい」「ゴミ屋敷に戻らないためのアドバイスをもらいたい」という方におすすめです。

まとめ:ゴキブリなどの害虫を駆除して綺麗な家を取り戻そう

このコラムでは、ゴキブリなどの害虫がでる原因と対処方法、おすすめの業者について解説しました。

  • ゴキブリなどの害虫がでる原因は掃除をせず、ゴミや物を溜め込んでいること
  • ゴキブリなどの害虫を自分で駆除する場合は、燻煙タイプの殺虫剤を使うのがおすすめ
  • 害虫駆除の後は綺麗な室内環境を保つことが大切
  • 自分で対処しきれそうもない場合はプロに頼むという選択肢もある

ゴキブリなどの駆除は、手間さえかければ誰にでも行うことができます。何よりも片付けをせず、害虫をそのまま放っておくことが一番良くないことです。

もし時間が取れない場合は今回紹介したおすすめ業者を参照に、プロに頼むことを検討してみましょう。

先延ばしにせず、害虫駆除をしっかり行って綺麗な家をぜひ取り戻してください。

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