ゴミ屋敷を自力で片付ける方法!どうしても無理なら業者に頼もうPR

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ゴミ屋敷を自分で片付けなきゃいけなくなったけど、どこから手を付けたら良いか分からない。という悩みはゴミ屋敷の住人にとってつきものです。

そもそも、ゴミ屋敷は自分で片付けられる程度のものでしょうか。実はゴミの量によっても片付ける方法や準備などが変わってきます。

そこでこのコラムでは、ゴミ屋敷を自分で片付けるための事前準備や、片付け手順について詳しく解説していきます。

これを読めば、効率よくゴミ屋敷の片付けをおこなうことができます。

ゴミ屋敷は自力で片付けられる?ゴミ屋敷レベルをチェック

ゴミ屋敷レベルをチェック

ゴミ屋敷を片付けるにあたって、まずはゴミ屋敷がどのくらいのレベルかを知っておく必要があります。レベルはゴミの量によって分類することができ、そのレベルによっては業者に頼んだ方が良い場合もあります。

以下は、ゴミ屋敷のレベルとその状況を簡単にまとめた表です。

ゴミ屋敷レベル状況
レベル1床が見えている状態。物やゴミが多少床に散乱している。
レベル2床が全く見えず、足首の高さまでゴミが溜まっている状態。足の踏み場はない。
レベル3膝の高さまでゴミが溜まっている状態。物が重なりすぎて、どこに何があるか分からない。
レベル4腰の高さまでゴミが溢れている状態。冷蔵庫やタンスなどが開けられない。
レベル5胸の高さまでゴミが溢れている状態。動くのも困難で、ひどい悪臭を伴う。
レベル6天井までゴミが溜まっている状態。生活はできない。

自分で片付けられるゴミ屋敷はレベル3くらいまでと言われています。もちろん根気強く片付け・掃除をすることも可能ですが、かなりの時間を要することを覚悟しておきましょう。

まずはゴミ屋敷の片付け準備!必要な道具とゴミ収集日を確認

ゴミ屋敷の片付け準備

自分のゴミ屋敷の状況を把握して片付けを行う場合は、取り掛かる前に事前準備をしておきましょう。

必要な事前準備は以下の通りです。

  1. 日程を確保する
  2. 必要な道具を用意する
  3. ゴミの収集日をチェックする

では早速下部でそれぞれの準備内容を詳しく解説していきます。

ゴミ屋敷の片付け準備① 日程確保

ゴミ屋敷を片付けるにはまずは日程を確保する必要があります。ゴミ屋敷のレベルや家の広さによっても異なりますが、基本的に1日でゴミ屋敷を綺麗にするのは不可能だと考えておきましょう。最低でも2~3日程を確保しておく方がおすすめです。

また、可能であれば2~3日連続で日程を抑えておきましょう。小分けに片付けをすると、中途半端にゴミが残り、結局綺麗になっている実感が湧きません。さらにはやる気の低下につながり「また今度綺麗にしよう」と片付けが先延ばしになるリスクがあります。

ただ、どうしてもまとまった時間が取れない場合は、以下の方法で手早く片付けを行いましょう。

  • 家族や友人など手伝ってくれる人を招集する
  • 片付けの区切りが分かるように一部屋ずつ確実に片付ける
  • 日にちを開ける場合はスパンを短くする

途中で挫折をしないように、しっかりと計画を練って日程を決めていきましょう。

ゴミ屋敷の片付け準備② 必要な道具の準備

ゴミ屋敷を片付けるには様々な道具が必要です。道具を準備しておかないと、ゴミの片付けがスムーズに進まず、作業効率が悪くなる恐れがあります。

ゴミ屋敷をの片付けに必要な道具は以下の通りです。

<最低限必須なもの>

  • 殺虫剤
  • ゴキブリ駆除剤
  • 蚊取り線香
  • ゴミ袋(100枚以上)
  • ガムテープ・紐などの梱包資材
  • 掃除用具(雑巾・バケツ・モップ・たわし・洗剤・ほうき・ちりとり)
  • マスク(3~5枚)
  • 軍手(3枚程度)
  • 長袖のエプロン

<あった方が良いもの>

  • アルコールスプレー
  • 掃除機
  • ハンディワイパー
  • ゴミを運ぶ車
  • 帽子
  • ゴーグル
  • スリッパ

ゴミ袋は目安として100枚としていますが、自治体で分別がある場合やゴミの量によっては、さらに多くの枚数を要することもあります。後々あっても困らないものなので、できるだけ多く用意しておきましょう。

また、雑巾や洗剤も部屋の広さによっては、数個では足りなくなる可能性があります。雑巾は最低でも30枚、洗剤は種類ごとに3本くらい用意しておくのがおすすめです。

なお、道具ではありませんが作業当日の服装は、廃棄しても良い長袖長ズボンがおすすめです。害虫が大量にいることを考えて、少しでも被害にあわない対策を施すことが大切です。

ゴミ屋敷の片付け準備③ ゴミ収集日をチェック

ゴミ屋敷の片付けで重要となるのがゴミの収集日です。大量に発生したゴミをすぐに片付けられずに放っておくと、結局はゴミ屋敷に逆戻りということになりかねません。

ゴミの収集日は各集積所や自治体によって異なります。基本的には収集日の当日8時までに集積所に持っていく形になっていますが、中には24時間、曜日に関係なくゴミ出し可能の場合もあります。

その場合はなるべく一度にまとめて片付けで発生したゴミを集積所に持っていきましょう。

もし、指定曜日前日のゴミ出しが必須の場合は、各自治体のゴミ処理センターにゴミを持ち込むのがおすすめです。こちらはゴミの種類や曜日に関係なく、持ち込んだ一般ゴミはその場で引き取ってもらえます。

尚、ゴミ処理センターに持ち込む場合は以下の2点に留意しましょう。

  1. ゴミを運ぶ車が必要
  2. ゴミの量によっては処理手数料がかかる

免許を持っていれば自分で運転することが可能ですが、ゴミの量を考えるとトラックを用意するのが望ましいです。

また、ゴミ処理センターに持ち込む場合は処理手数料がかかりますが、だいたい10kgにつき数百円程度です。

ゴミ屋敷の片付け手順!自力で片付ける5ステップ

ゴミ屋敷の片付け手順

ゴミ屋敷を片付けるための準備を把握したら、早速片づけを始めましょう。

ゴミ屋敷を自分で片付ける手順は以下の通りです。

  1. 害虫駆除をする
  2. 入り口を片付けて導線を確保する
  3. 明らかなごみを捨てる
  4. 必要なものを精査して捨てる
  5. ゴミを運び出して掃除をする

それでは下部で各手順の詳細や注意点を解説していきます。

ゴミ屋敷の片付け手順① 害虫駆除

ゴミ屋敷を片付け始める前に、まずは前日に霧タイプの殺虫剤で害虫駆除をしましょう。作業中に害虫がでてくると、そちらの退治などで作業も滞る可能性があります。そのため、できるだけ先に殺虫しておくもしくは弱らせておくことが大切です。

また用意する殺虫剤の数ですが、既定の量より多めにするのがおすすめです。例えば、1Rであれば通常は6~8畳用のタイプ1つで足りますが、最低でも2つ、もしくは3つくらい用意しておきましょう。

ゴミ屋敷の片付け手順② 入り口を片付けて導線確保

ゴミ屋敷を片付ける場合は、玄関付近から片付けましょう。玄関付近から片付けることで、片付けたゴミをすぐ捨てに行ったり、途中で休憩して外の空気を吸いたくなったりした時の導線確保ができます。

また、片付けた作業中にどうしても空気の入れ替えをしたいときに、玄関のドアをすぐ開けられるようにしておくという意味もあります。

ゴミ屋敷の片付け手順③ 明らかなゴミをどんどん捨てる

ゴミを片付ける時は、明らかにゴミと分かるものから捨てていきます。例えば、食品のプラスチック容器や袋、食べ残したお弁当、使用済のティッシュ、チラシ、ペットボトルなどは何も考えずにゴミ袋に入れましょう。

尚、ゴミ袋はあらかじめ「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「ペットボトル」など種類ごとに用意しておくことが大切です。その方が、後々捨てる際に再度分別する必要がありません。

ゴミ屋敷の片付け手順④ 物を仕分けてさらに捨てる

明らかなゴミを捨てた後は、残りのものを「必要なもの」「不要なもの」「一時保留しておくもの」に仕分けしましょう。

仕分けのポイントは「悩んだものはなるべく捨てる」ことです。ゴミ屋敷になる原因の一つに、物が捨てられないことが挙げられます。

そのため「いつか使えるかも」と感じるものではなく、「今使う」「明日使う」など使用シーンが明確なものだけを残すことが重要です。

また、一時保留しておくものは、大切な思い出の品など、その場ですぐに判断がしづらいものだけにしておきましょう。

ゴミ屋敷の片付け手順⑤ ゴミを運び出して掃除

ゴミ屋敷の片付けが終わったら、まずはゴミを運び出しましょう。ゴミ集積所に運ぶ場合はそのまま捨てに行き、ゴミ処理センターに運ぶ場合は車にゴミを積み込みます。

部屋から全てのゴミを運び出した後は、部屋の掃除をしましょう。掃除をするおすすめの手順は以下の通りです。

  1. ハンディワイパーなどを使ってエアコンや棚などの高い部分のホコリを掃除する
  2. テレビ台や机など床よりも高さのあるもののホコリを取る
  3. ほうきや掃除機で床に落ちたホコリを除去する
  4. 洗剤を使って床や家具の雑巾がけをする
  5. 最後にアルコールスプレーを使い除菌をする

作業のポイントは高い場所から順に綺麗にしていくことです。床を一番最初に掃除すると、後々高い場所を掃除した際に落ちてきたホコリを、また掃除するという手間が生じます。

さらに、一つの道具を使った掃除は、一度に行うこともポイントです。ほうきを使うなら使いたい場所を全部一気に掃除する、雑巾を使うなら水拭き・アルコール除菌までまとめて行うと、一定の作業に集中できるのでおすすめです。

なお、床や畳に生ゴミからでたしみ出た液体が残っている場合があります。その際は強力な洗剤などを使って、必ず綺麗にしてください。ここで綺麗にしておかないと、再び害虫が寄ってくる恐れがあります。

ゴミ屋敷を自分で片付ける場合と片付け業者に頼む場合の比較表

ゴミ屋敷の片付け比較表

ゴミ屋敷を自分で片付けるための準備や手順を紹介してきましたが、果たして実際に自分で行えるのでしょうか。

ここでは項目ごとに、自分で実際に行う場合のやりやすさ・良い点を把握しやすいように、片付け業者に頼む場合との比較を簡単に表にまとめてみました。

なお、以下の指標で評価訳をしています。

◎・・・できる・安い・短い
△・・・できなくはない
× ・・・できない・高い・長い

項目自分で片付ける場合片付け業者に頼む場合
日程確保
道具の準備
害虫駆除
片付けの仕分け
費用×
作業時間×

異なる点は「害虫駆除」「片付けの仕分け」「費用」「作業時間」の4つの項目でした。

例えば害虫駆除は、自分でも殺虫剤などを使用すればできなくはないですが、作業中に生きている害虫を退治したり、殺傷した虫の片付けをする必要があります。虫が苦手な場合は、都度掃除する際に時間がとられることも考えられます。

また、大きく異なるのは費用と作業時間です。費用は自分で片付ける場合は、基本的には必要な道具を準備するだけなので安く抑えることができます。

作業時間は、自分でやる場合にはかなり時間を要しますが、片付け業者に頼むと多量のゴミがある場合でも1日で片付けてくれるケースもあります。

自力で片付けられない場合は?ゴミ屋敷片付けのプロに依頼

ゴミ屋敷の片付けはプロに依頼

自分で片付ける場合とゴミ屋敷の片付け業者に頼んだ場合の比較表をチェックしたうえで、もし自分で片付けるのは厳しそうと感じたら、すぐにゴミ屋敷の片付け業者に頼みましょう。

ゴミ屋敷の片付け業者に頼む場合は以下のメリットが考えられます。

  • どれだけひどい状況の部屋でも片付けてくれる
  • 早ければ数時間で部屋を綺麗にしてもらえる
  • 大量のゴミを手早く処理してくれる
  • 特殊清掃まで行ってくれる業者もある
  • 害虫駆除にも慣れている

時間や労力、片付け後の部屋の綺麗さなどを鑑みても、ゴミ屋敷の片付け業者に頼んだ方が、効率よく片付けができます。

ゴミ屋敷を片付ける業者の選び方!最適な業者を選ぼう

ゴミ屋敷片付け業者の選び方

ゴミ屋敷の片付け業者に頼むことを決めたら、まずは業者の選び方を把握する必要があります。正しい選び方を知っておかないと、悪徳の片付け業者に頼んでしまう恐れもあります。

ゴミ屋敷の清掃業者を選ぶ場合は、以下の3つのポイントをチェックしてください。

  1. サービス
  2. 料金プラン
  3. エリア

それでは、各ポイントについて具体的に解説していきます。

ゴミ屋敷の片付け業者の選び方① サービス

ゴミ屋敷の片付け業者を選ぶ際にはサービス内容を比較しましょう。主なサービス内容はどの業者も共通していて、「ゴミ屋敷の片付け」「ゴミや不用品の回収」です。

中には「害虫駆除」「ハウスクリーニング」「消臭対策」などを行っている業者もあります。ただ片付けだけで良い場合や、害虫駆除や掃除まで行ってもらいたい場合など、自分の希望サービスがあるか必ずチェックしてください。

ゴミ屋敷の片付け業者の選び方② 料金プラン

ゴミ屋敷の片付け業者に頼む場合は、基本的に料金プランから選ぶケースが多いです。料金プランは間取りごとに最低価格が提示されていて、そこからゴミの量や掃除の有無などを鑑みて正確な見積もりを出してもらえます。

正確な見積もりを出してもらってから比較するのももちろんですが、まずは基本的な料金プランの価格と内容を比較しましょう。

基本的な料金プランに含まれているサービス内容は以下の通りです。

  • 車両費
  • 人件費(作業費)
  • ゴミ処分費

ただ、片付け業者の中には、基本的な料金プランの内容に、ハウスクリーニング・消臭対策・害虫駆除などが加わっている場合もあります。この部分がオプションか含まれているのかで価格も変わってくるため、事前にチェックしておくのが良いです。

ゴミ屋敷の片付け業者の選び方③ エリア

ゴミ屋敷片付け業者のサービス内容・料金に納得したら、自分の家が対応エリアに含まれているかをチェックしましょう。

ただ、対応エリア外でも柔軟に対応してくれるケースもあるため、気になる業者があれば事前に問い合わせしてみましょう。

ゴミ屋敷のおすすめ清掃業者2選!特徴や口コミも紹介

ゴミ屋敷のおすすめ清掃業者

ここからは、業者の選び方で紹介した基準を満たしたおすすめ業者を紹介します。

  • くまのて
  • エコピット

時間が取れなくて即日・夜間に対応してもらうなら「くまのて」がおすすめです。

もしも、即日対応でも、ハウスクリーニングまで行ってもらうなら「エコピット」が良いでしょう。

ゴミ屋敷のおすすめ清掃業者① くまのて

くまのてはゴミ屋敷の片付けにも対応している不用品回収業者です。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉で、365日年中無休、即日対応、夜間対応もしてもらえます。

また、出張料金は一切かからず、清掃料金は見積もり後に算出してくれるため、追加料金などがなく安心です。

「忙しいから夜間にゴミ屋敷の片付けをしてもらいたい」「多くのゴミを回収してもらいたい」「自分に合った料金で頼みたい」という方におすすめです。

ゴミ屋敷のおすすめ清掃業者② エコピット

エコピットはゴミ屋敷の片付けも行っている不用品回収業者です。対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉で、年中無休、即日対応もしてくれます。

また、ゴミ回収の料金は掃除作業費・車両費・出張費などが含まれたパック料金で、見積もり後の追加料金は一切なく、明朗会計で安心です。

さらには、オプションでハウスクリーニングも行ってくれるため、部屋の隅々まで綺麗にしてもらえます。

「すぐにゴミ屋敷を片付けたい」「エアコンなど自分で掃除が大変な部分は掃除して欲しい」「料金の内訳をきちんと知りたい」という方におすすめです。

まとめ:ゴミ屋敷もまずは自力で片付けてみよう

このコラムでは、ゴミ屋敷を自力で片付ける方法と注意点について解説しました。

  • ゴミ屋敷にはレベルがあり、自力で片付けられるのはゴミの量が膝の高さくらいまでが限度
  • 自力でゴミ屋敷を片付けるには日程の確保や道具の準備などが必要
  • ゴミ屋敷を片付ける場合はまずは害虫駆除から始める
  • ゴミ屋敷を片付ける時のポイントは「悩んだものは捨てる」こと

ゴミ屋敷を自分で片付けるには、限度があります。ただ、その限度もあくまで目安なので、忍耐力さえあれば、どんなゴミ屋敷も片付けることはできます。

今回紹介した事前準備や手順などをしっかりと把握し、まずは自分で片付ける努力をしてみましょう。その上で、挫折しそうになったらプロのゴミ片付け業者に頼むのもおすすめです。

思い立った時にゴミ屋敷の片付けを始めて、綺麗な部屋を手に入れましょう。

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