不用品を寄付する方法と団体を紹介!送料無料の業者はある?PR

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不用品が多くなってきたので、どうせ捨てるよりはどこかへ寄付したい。ただ、「不用品を寄付する方法が分からない」、「不用品を寄付できる団体にはどんなところがあるの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、このコラムでは、寄付できる不用品とできない不用品、不用品を寄付する具体的な方法や、不用品の寄付を受け付けている団体を紹介しています。

このコラムを読めば、寄付できる不用品や送付方法が分かり、適切な寄付先がわかります。

寄付できる不用品は何がある?衣類や雑貨など

寄付できる不用品

不用品を寄付できるからといって、何が何でも寄付できるわけではありません。需要のあるものとして、寄付することはできません。

また、不用品を送る際は、汚れやホコリを取ってできるだけ綺麗にしておいてください。そうすれば、寄付団体が届いてくれる可能性がいつもます。使用感が目立つ使用品は受けてもらえないことが多いので、気を付けなければなりません。

実際に寄付が多くされているものは、下記の通りです。

  • 衣類
  • 寝具
  • ランドセル
  • おもちゃ
  • かばん
  • ベビー用品
  • 弁当箱
  • 雑貨
  • 食品類
  • キャットフード
  • ドッグフードなど

重宝されている不用品は日用品が多いです。後述しますが、寄付された品物は発展途上国などの海外に郵送されています。日用品は海外共通のアイテムなので、日本で不要だとしても、重宝されるというわけです。

また、意外なことにキャットフードやドッグフードも寄付されていることがわかります。キャットフードやドッグフードは、動物保護団体が寄付を受け付けており、飼い主が見つからない動物たちのために主食にしているのです。

基本的には、開封されていないフードのみを受け付けています。消費期限が切れているフードは受け取らないことが多いですが、賞味期限が切れているフードなら受け取ってくれる場合が多いです。ウェットフードよりもドライフードの方が保存が簡単なので重宝される傾向にあります。未開封のペットフードをお持ちの方は、品質を悪くしてしまう前に寄付するべきです。

後述しますが、寄付団体に不用品を引き取ってもらう時は、郵送することが多いです。その際は、ダンボールや新聞紙を使ってください。なぜかと言うと、ダンボールや新聞紙はリサイクルされて、自然保護団体に寄付されることが多いからです。こういったちょっとした気遣いが、寄付活動の輪を広げます。

反対に寄付できないものは?食品や再利用できない家電など

寄付できない不用品

前述したリストとは対照的に、下記に紹介する不用品は寄付できない場合が多いです。

  • スプレー缶(ヘアスプレー、ライター、殺虫剤、etc)
  • 砂や土
  • 家電
  • 保存が効かない食品 など

スプレー缶は、爆発するリスクがあるので、大変危険です。ほとんどのケースで、寄付を受け付けてくれません。

ガーデニングや植木鉢に使った不要の砂や土を寄付しようとする人も多いですが、需要が少ないため受付不可です。

家電は受け付けてくれる場合もありますが、海外は日本と電圧が異なることを考えると、あまり需要がありません。

発展途上国では、電気が通っていないエリアが多いことを考えても、需要は少ないです。

食品は、保存が効きやすいものなら受け付けてくれる場合も多いですが、生物や液体(ソースなど)などは日持ちしないため、寄付できません。なお、未開封が大前提です。

寄付した不用品はどうなるの?発展途上国などで使われる

寄付した不用品の使いみち

寄付された不用品は、多くの場合、発展途上国に輸送されます。ここで言う発展途上国とはサハラ以南のアフリカなどが多いです。

アフリカの人々は、子供の頃から満足な教育を受けていないため、識字できないまま大人になっています。

収入の良い職業に就くことができないため、多くの家庭が貧困に陥っているのです。

そんな人たちの経済格差を少しでも軽くするために、多くの団体が不用品の寄付を募っています。寄付された不用品は、発展途上国以外に送られる場合もあります。例えば、以下のような使われ方です。

  • 被災地
  • 路上生活者
  • 難病の子供たち
  • 児童養護施設
  • 母子生活支援施設 など

これらの支援は、日本でも当てはまることなので、必ずしも海外だけに輸送されているとは限らないのです。

このように悩んでいる日本の人のために不用品を寄付したい場合は、国内に特化した団体を使用しなければ意味がありません。

国内に特化した団体については、後述します。

不用品を寄付する方法!基本は送料負担で引き取りと送付の2択

不用品を寄付するときの送付方法

寄付したい不用品がある場合は、寄付団体にその不用品を受け取ってもらわなければいけません。

その方法は以下の2つです。

  1. 送料負担で引き取ってもらう
  2. 送付する(もしくは直接持ち込む)

それぞれの概要を下記にまとめました。

送料負担で引き取ってもらう

「寄付するのに送料がかかるの?」「お金を払ってまで寄付したくないな…」

このように思う人も多いと思いますが、これは仕方のないことなのです。

寄付された不用品の多くは、海外に輸送される際、コンテナ、関税、送料などのコストがかかります。

それは、莫大な料金です。寄付団体が賄っていたら運営が続かないため、送料無料で受け付られないのです。

送付(もしくは持ち込み)

送料を節約したい場合は、寄付団体が指定した場所に不用品を持ち込む方法もあります。

ただし、すべての寄付団体が持ち込みを受け付けているわけではありません。

持ち込んだ際に、「これは受付OK」「これはダメ」と選別される可能性もあるため、事前確認は必須となっています。

寄付を受け付けている団体・不用品買取業者をチェック

不用品の寄付を借りている業者・団体

不用品の寄付を受け付けている団体は様々あり、どこを選べば良いのか悩んでしまいがちです。

そこで、この章では評判の良い寄付先をまとめました。

発展途上国に力を入れている団体もあれば、日本国内に力を入れている団体もあります。

取り扱っている不用品にも個性ありです。

寄付できる団体・業者① ワールドギフト

ワールドギフトは、発展途上国を中心に、数十カ国に寄付活動を行ってきました。

不用品を寄付するだけではなくて、再資源化にも力を入れており、その収益を「国境なき医師団」「日本赤十字社」などに寄付する活動も行なっています。実績が豊富なため、信頼が高い団体の1つです。

ワールドギフトのホームページには、寄付活動の報告が写真付きで掲載されています。

寄付された不用品が現地でどのように使われているのか確認できるため、寄付した実感を感じられるのも魅力です。

なお、ワールドギフトは、普通ではあまり受け付けてくれない家電製品を受け付けてくれる点もメリットとなっています。

寄付できる団体・業者② ジョイセフ

サハラ以南のアフリカでは、「暴力は男らしさ」という風習が残っているため、女性が暴力を振るわれることが多いです。

ジェンダー差別も根強く残っており、女性だからという理由で教育を受けられないケースも目立ちます。

身体が未成熟な少女が児童婚を強いられて、母子ともに命を落とす出産もあるのです。その数は、1日に830人とも言われています。

そんな女性の現場を守るために活動しているのがジョイセフです。

1968年に設立されて以来、物資支援や人材養成などを通して、女性たちの生活を支えてきました。

「女性のために不用品を寄付したい」という明確な目的を持っている人は、ジョイセフで決まりです。

寄付できる団体・業者③ もったいないジャパン

もったいないジャパンは、「もったいない精神」に基づいて寄付活動を行っています。

日用品だけではなくて、食品の受付にも積極的です。

ただし、寄付できるのは「未使用品」のみとなっています。使用品であっても、状態の良い美品であれば寄付可能です。

使い古した不用品しかなくて「それでも何か寄付したい」という場合は、現金の寄付もできます。

もったいないジャパンの寄付先は、主に日本国内です。貧困や震災で生活が困難な人に向けて寄付品を送っています。

日本のために力になりたいという人は、検討の価値ありです。

寄付できる団体・業者④ オックスファム

発展途上国を中心に、世界90カ国以上で支援活動をしている「オックスファム」です。

国外への支援に最も強いと言っても過言ではない実績を誇っています。

日用品の受付だけではなく、「ブック募金」といった寄付も受け付けているのが特徴。

これは、使わなくなった本、CD、DVD、ゲームなどをお金に変えて寄付する方法です。

現金を寄付できるシステムもあるため、不用品が手元にない時でも利用する価値があります。

寄付できる団体・業者⑤ 国際子供友好協会

国際子供友好協会は、2008年に設立された団体です。発展途上国を中心に支援を行っています。

名前からも分かるとおり、子供たちの支援に力を入れています。そのため、子供の日用品に力を入れているのが特徴です。主に、

  • おもちゃ
  • ぬいぐるみ
  • 文房具
  • 洋服

などの寄付に力を入れています。国際子供友好協会は、これらの不用品を無料で回収している点もメリットです。

子供が大きくなって、使わなくなったものを持て余している人は、検討の価値ありとなっています。

寄付できる団体・業者⑥ エコトレーディング

エコートレーディングでは、子供用品の寄付に力を入れています。取り扱っている不用品は

  • おもちゃ
  • ぬいぐるみ
  • 食器
  • ランドセル
  • 文房具
  • ひな人形
  • キッズ用品
  • ベビーカー

などです。海外では、雛人形のような「いかにも日本らしい」品物が人気となっており、喜ばれています。

「これって需要あるかな?」というものでも相談の価値ありです。

寄付できる団体・業者⑦ パワーセラー

パワーセラーは、不用品の回収を生業にしている業者なのですが、フィリピンに物資を送る活動も行なっています。

魅力的なのは、無料で宅配回収してくれることです。お金がかからない上に、忙しい人でも時間を割かずに寄付できます。

不用品回収業者は、このような引き取りを行っているケースが多いです。初めて、不用品を寄付する人にとってハードルが低くなっています。

不用品を寄付する際の選び方とは?各団体の詳細をチェック

不用品の寄付先の選び方

寄付団体を選ぶ際は、以下のような点に注目してください。そうすれば、安心安全に不用品を寄付することができます。

  1. インターネットに情報が載っているか
  2. 持ち込みができるかどうか
  3. 活動を頻繁に公開しているか
  4. 自分の寄付品を必要としているか
  5. 自分が支援したい人や国に力を入れているか

選び方① インターネットに詳細情報が載っているか

寄付団体を選ぶ時に気を付けたいのが、詐欺団体の存在です。

詐欺団体は、寄付団体を装って不用品を回収します。それを寄付せずに売りさばいて利益を得ているのです。

このような詐欺団体に引っかからないように、インターネットで詳細を調べてください。

  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 活動報告

ホームページを覗いて、これらの詳細をチェックします。ホームページの作りがあまりにも簡素な場合は注意です。

街頭で寄付や募金を呼びかけているケースは少なくありません。真面目にやっている団体が多いですが、詐欺団体が混ざっている可能性もあります。

そういう時こそ、寄付する前にインターネットで検索してください。ホームページさえ用意されていない場合もあります。

選び方② お金をかけたくないなら持ち込みができるか

不用品を無料で引き取ってくれる団体もありますが、実際は多くありません。そのため、お金をかけたくないなら持ち込みがおすすめです。

しかし、申し込みを受け付けていない団体もあります。事前の確認が必要です。

選び方③ 活動を頻繁に公開しているか

自分が寄付した不用品が、ちゃんと現地に届いているのか?現地でどのように利用されているのか?なども気になるところです。

そんな時は、活動報告を頻繁に公開している寄付団体の利用がおすすめです。

真っ当な寄付団体は、現地の写真や映像を交えて、定期的な活動報告を公開しています。

活動報告の有無は、詐欺団体に引っかからないためにも重要な確認です。

選び方④ 自分の寄付品を必要としているか

寄付しようとしている国の人たちが、自分が寄付しようとしている不用品を必要としているかどうかの判断も大事です。

例えば、家電製品は日本では必需品ですが、インフラが整っていない発展途上国では利用できないため、重宝されるとは限りません。

せっかくの寄付が無駄にならないように、必要とされている品物のジャンルを寄付団体に確認しておくことが大切です。

選び方⑤自分が支援したい人や国に力を入れているか

発展途上国に向けて寄付活動をしている団体もあれば、日本国内に向けて寄付活動をしている団体もある点に注意です。

例えば、オックスファムは海外に向けて寄付活動していますが、もったいないジャパンは日本国内に向けて寄付活動しています。

発展途上国の子供たちに寄付したい場合は、もったいないジャパンに寄付しても意味がありません。

寄付する前にホームページにアクセスして、自分が支援したい人や国に力を入れているかチェックして下さい。

まとめ:衣類や雑貨の不用品は寄付してみよう

このコラムでは、不用品を寄付する際の対象品目と方法、寄付を収容している団体と選び方ついて解説しました。

  • 不用品を寄付するおすすめの方法
  • 不用品の寄付を受け入れている7つの団体
  • 不用品を寄付する際の注意点と選び方

また、送料無料など、利用者に優しい団体もある一方、詐欺集団などもないわけではないので、注意が必要です。不用品を寄付する団体は、いくつかありそれぞれに、特徴があります。

この記事を読んで、適切に不用品を寄付する団体を選ぶようにしてください。

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